夫と離婚したい!という時に浮気が発覚!いい条件で離婚する話のもって行き方
こちらは、さおりさん(34歳)による、旦那の浮気&離婚の体験談エピソードです。
自分も離婚したいと漠然と思っており、機を逃さずに、しかも話のもっていきかたがうまいなと思いました。
ではそのリアル浮気エピソード、全文をお読みください!
夫とは1年の交際で、できちゃった結婚
結婚時の年齢は、私が21歳、旦那が31歳と 10歳の年の差がありました。
結婚した当初はお互いに結婚生活を楽しんでいました。
歳の差が結構あるけど、相性が良いのでうまくやっていけると思っていました。
実際に、子供が生まれると、旦那はすごく子供を可愛がってくれました。
私も子供が可愛すぎて、子育てに夢中になりすぎてしまい、正直旦那のことをないがしろにしてしまっていました。
幸せでしたが、まさに子供中心の生活で旦那は少し寂しかったのかもしれません。
気がつくと会話があっても話す内容は、子供の事だけといった感じの関係になっていました。
2人で出かけるという事はまずなくなって、間に子供がいないと成立しない関係でした。
しかし、旦那は真面目で優しく、浮気の前科もなかったのでまさか浮気をするとは思いもしませんでした。
いきなり香水をつけ出す夫に怪しさが・・・
子供が生まれて1年目で寝室を別にしました。
私と娘は今まで通りの寝室で一緒に寝て、旦那は和室に布団を敷いて寝てもらっていました。
だから、旦那が会社から帰ってきてご飯を食べてお風呂に入ったら顔を合わせることはほとんどない状態でした。
私にとって、それが気楽でしたし、旦那にとっても気楽なのかな位に思っていました。
付き合っている頃から、電話やメールがマメなタイプではなかったので、和室にこもっていても、誰かとメールをしたり電話をしているなんて考えもしませんでした。
結婚4年目で、少し違和感を覚えました。
おしゃれには無頓着で、香水なんかつけた事がなかった旦那なのに、ある時ふと香水の匂いがしたのです。
携帯メールから浮気の証拠がどっさり
私は日曜日の昼間、ソファーに寝転がっていると、前日に会社の飲み会で泊まりだった旦那が帰宅して、私の前を横切りました。
女の勘は恐ろしいもので、ビビっと感じるものがあったのです。
帰宅してすぐに、旦那はシャワーを浴びに行ったので、衝動的に旦那の携帯を開いてみました。
当時、旦那はまだガラケーを使っており、ロックもしていなかったので、簡単にメールを見ることができました。
旦那の携帯を見て、昨日は会社の飲み会ではなく、女と泊まりがけで出かけたということがわかりました。
メールの受信ボックスをさかのぼって見ていくと、 3月位前から女とやりとりしていることがわかりました。
メールの内容から、どうやら浮気相手は会社の女性だということをつかみました。
私はその日のうちに、私が知っている旦那の同僚に電話をかけました。
同僚は、社内でも 2人が不倫している事は噂になっていると教えてくれました。
不倫相手は、旦那より5つ年上で割と綺麗な女の人だったようです。
私も離婚願望があったので、このチャンスを生かしました!
その頃実は、「離婚したいな…。旦那が浮気でもしてくれないかな…。」なんて思っていたところだったので、私はショックというよりか、「願ってもないチャンスがやってきた!」という感じでした。
「時間はかかるかもしれないけど、いつか離婚するかも」と漠然と思っていたので、こっそりとへそくりを貯めていたので、離婚に向けて動き出しました。
浮気の事実を突き止めてから1ヶ月、メールの画面を自分の携帯から撮影して消耗残したり、一気に旦那の怪しい行動を書き留め、万が一裁判になったときの証拠を集めておきました。
1ヵ月後、旦那に話があると言って、不倫の事実を知っていることと、離婚したいと思っていることを告げました。
こちらの条件をすべて飲み、旦那と離婚できてラッキー
離婚話を聞いたして思ったのは、「大事な話をするときは、タイミングと言い方がとても大切なんだな」と思いました。
旦那は浮気をして4ヶ月目で、まさに浮気相手に夢中の頃だったので、旦那の浮気を責めずに、「私よりも、その女の人の方があなたのことを理解できるし、あなたにとって幸せなんだと思う。」とつげました。
私は子供を手放す気もありませんでしたし、養育費もしっかりもらおうと思っていました。
ですから、旦那の出方によっては離婚状態になるのもやむを得ないと思っていましたが、この切り口に妙に納得した旦那は、私の出す条件を全て飲む形で離婚に応じてくれました。
親権も、養育権も私が持ち、娘が大学を卒業するまで養育費は支払うと言う約束をしてくれました。
旦那の浮気によって私が傷ついたわけではなかったので、「慰謝料は要らないよ」と言ったのですが、旦那は100万円渡してきたので、慰謝料のつもりだったようです。
基本的には優しくて真面目な旦那だったので、公正証書を作ることもせず、口約束のみで別れました。
ちなみに、相手の女性は旦那のことをそこまで好きだったわけでは無いようで、私たちが離婚してから半年位でお別れしたようです。
口約束でしかありませんでしたが、旦那はしっかりと養育費を支払い続けてくれています。
娘が保育園の頃の教育費は30,000円、小学生の頃40,000円、中学生に上がってからは50,000円支払われています。
私の周囲でも、何人か離婚している人がいて、子供の養育費は初めの数ヶ月振り込まれていたけど、振り込みが滞ってしまった人が半数以上いるので、大事な事はやはり公正証書を作って証拠を残しておいた方が良いのだなと思いました。
周囲からは、「離婚した相手が良かったね!」なんていわれています。
もちろん、元夫に愛情がないのですが、今では、結婚していた時よりも、仲が良くなった気がしています。
しっかりとお金を支払ってくれているので、娘とも会いたい時に会ってもらっています。