結婚3年目で挙動不審な妻の行動で浮気バレ!プライドで離婚しないリュウさん
こちらは、リュウさん(30歳)男性による、妻の浮気、その後の体験談エピソードです。
奥さんとその浮気相手へのコンプレックスがあり、立場が浮気で逆転。
その関係を継続させるという意味でも離婚はしていないようです。
これまたちょっと不思議な心理ですよね('◇')ゞ
ではそのリアル浮気エピソード、全文をお読みください!
子なし、結婚3年目にして妻が浮気!
私と妻は同い年、学生時代に出会いお互い26歳になる年の時に結婚しています。
妻との出会いは学生時代のアルバイトです。
友人関係から私の方が惚れ、しばらく片思いを続けた後、お互いが就職してから付き合い始めました。
妻の浮気が発覚したのは結婚3年目の時のことです。
子どもはありません。
元々友達関係が長かったので、夫婦仲はお互い隠し事がない友人のような関係でした。
会話やデートの回数は多く順調な関係ではありましたが、夜の営みの方は回数が減っていたのは事実です。
お互い共働きで疲弊してしまい二人の時間が取れなかったことが一番の原因です。
ただ、正直に言えばお互いに性的な欲求にズレがあることは前々から感じていたことも事実。
そちらの方も夜の回数が減る一因となり、妻の浮気の遠因となったのではと感じてもいます。
浮気に気が付いたのは、明らかにおかしい妻の言動
妻の浮気に気づいたきっかけは、妻の行動の変化です。
妻はよく言えばおおらかな性格、悪く言えば大雑把で繊細さに欠ける性格だといえます。
そんな妻がいきなり身だしなみや整理整頓に心を砕き始めたので「あれ?」と感じました。
具体的に言えば、消臭剤や消臭スプレーの使用の頻度が大きく増えたことや、自分の部屋や車の整理整頓を熱心にやり始めたことです。
後から発覚した事情を含めて説明しましょう。
妻の浮気相手はかなり特徴的な香水をつけていた男性だったそうです。
妻は浮気後に彼のにおいがついたままになることを恐れたようです。
消臭効果のあるものをいきなり使いだしたのは、においを消して浮気の証拠を隠滅するためでした。
また、妻は浮気相手からプレゼントとして、色々なファッション小物やアンティーク雑貨を買ってもらってたとのこと。
いつものようにプレゼントを置きっぱなしにしておけば、私が偶然プレゼントを発見する危険性もあると考えたようです。
整理整頓をし、もらったプレゼントは私が見つけることがないように机の奥などに隠していたそうです。
皮肉なことに、普段は大雑把な妻がいきなり掃除・整理整頓に目覚めたことにより、私が疑いの心を目覚めてしまう結果になったのですが。
とはいえ、この時はまだ妻がいつもと違う動きをしているという感覚しかありませんでした。
浮気や不倫といったことを本格的に疑っていたわけではありません。
結局、名探偵のように妻の浮気を探り当てたのではなく、妻の方が自責の念に耐えられなくなってしまったことで浮気がバレました。
大雑把で細かいことまで気が回らない、妻は隠し事があまり得意ではありません。
友人関係の延長線上で隠し事をしない夫婦だったことも妻にはプレッシャーだったようです。
問い詰めた結果、同級生との浮気を告白した妻
秘密を抱えて次第に挙動不審になっていく妻、何か怪しいと思った私(この時点で浮気は頭をよぎっていましたが確信はなし)「何か悩みでも抱えているの?」としつこく尋ね続けたところ、妻から謝罪とともに浮気の告白をされました。
相手は、妻の学生時代の同級生とのことでした。
この時は、妻の告白を聞く自分からもう一人の自分が幽体離脱するような奇妙な感覚でした。
まるで赤の他人の出来事をドラマで見ているような感覚、信じられないというか現実逃避していたんだと思います。
妻を許し離婚していないのは私のプライドです…
本題に入る前に、一度妻と私の関係を改めて詳しくお話しします。
妻との出会いはお互いの学生時代のアルバイト、同学年でしたが大学は別でした。
妻の方が世間一般で言ういい大学に通っていましたし、実際妻の方が頭はいいことは間違いありません。
また、妻に惚れたのも私が先。
妻には長いこと異性としては見られたいませんでした。
何とか結婚することができたものの、お分かりの通り夫婦間の関係は妻の方が優位です。
私は妻に対してかなりコンプレックスを感じていた(今でも感じている)状況でした。
もちろん、妻に対しても怒りはありましたよ。
ですがそれ以上に、コンプレックスがさく裂して妻には強い態度に出られませんでした。
浮気相手は妻の大学の同級生、今は有名な企業に勤めています。
私よりも学歴も年収もおそらく容姿も上だと思います。
浮気相手に勝てる要素がないと打ちひしがれていました。
幸いというか、妻は罪悪感にさいなまれており、もうあなたを裏切らないから離婚しないでほしいと訴えられました。
私がこの時一番恐れていたおは、私のことを捨てて妻が浮気相手に走ることです。
もし現実にその事態が起きてしまえば、私のコンプレックスは決定的なものになるでしょう。
妻と浮気相手に対して一生劣等感を背負い卑屈に生きるなんて絶対に耐えられませんでした。
そうしたことを考慮し、屈辱をぐっと飲みこんで妻のことを許しました。
妻は私に対して負い目を感じるようになり、コンプレックスが多少はやわらぎました。
また、私の目の前で妻に電話をかけさせ浮気相手に別れ話をさせました。
これも卑劣な心情の現れです。
私を人間として大きく上回る浮気相手が妻にフラれるところをみることで、自分自身の虚栄心を満たしたのです。
妻とは表面上は何事もなかったのようにやり直し、寛大で心が優しい夫を演じています。
しかし、コンプレックスだらけだった妻に対して優位に立てたことが婚姻関係を継続している大きな理由です。
全ては浮気されて離婚という状況をプライドが許せないためです。
かなりねじれているとは自分でも感じていますが、今さらどうしようもないのでこのまま自分のプライドのため婚姻関係を継続していきたいと思っています。